Ukiyo-e Educational Catalog · Record 109905

Hashiradokeibijinzu

柱時計美人図

Artist / 作者
Nishikawa Sukenobu西川祐信
Date / 年代
1603-1868
Medium / 技法
浮世絵 / Ukiyo-e / Edo / colbase
Digital record / 画像記録
1055 × 3000 px
Source collection / 所蔵元
ColBase
Published by / 公開者
水野ナギ
Rights / 権利
ColBase Terms of Use
Attribution / 表記
Source: ColBase: Integrated Collections Database of the National Institutes for Cultural Heritage, Japan

Catalog note / 解説

材質: 絹本着色 寸法: 88.3×31.4 員数: 1幅 所蔵: 東京国立博物館 行灯の明かりを寄せ、鐘が時を告げるのを止めようとする娘。時計の針が指す亥(い)の刻はそろそろ眠りに着く時刻です。時が来れば別れなければならない男の存在が暗示されているという解釈もあり、祐信らしいふくよかで気品に富んだ描写の中に女性の心情が描き出されています。 この作品では、行灯(あんどん)の明かりのもとで、娘が時計の分銅の紐を結んでいます。紐の先についた錘(おもり)が動かないように、つまり時計が進まないようにしているようです。時計の針は、そろそろ眠りにつく時刻をさしています。時が来れば帰ってしまう恋人を想う娘の気持ちが伝わってきます。時計のモチーフは浮世絵にも多く登場しますが、単なるインテリアではなく、「誰かと過ごす時間」や「その時間の終わりを惜しむ気持ち」を表すことの多いアイテムでもあります。これは肉筆といわれる、一点ずつ手で描かれた浮世絵です。作者の西川祐信は、京都で活躍した流行絵師で、肉筆画を多く手がけていました。せつない女性の心情に加え、美しく彩色された着物の繊細な文様や、ふくよかで気品のある人物の描写にも注目してください。

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