Ukiyo-e Educational Catalog · Record 122523
Douteisekihekizukan
洞庭赤壁図巻
- Artist / 作者
- Ike Taiga池大雅
- Date / 年代
- 1723
- Medium / 技法
- 浮世絵 / Ukiyo-e / Edo / colbase
- Digital record / 画像記録
- 3000 × 1864 px
- Source collection / 所蔵元
- ColBase
- Published by / 公開者
- 白石カナ
- Rights / 権利
- ColBase Terms of Use
- Attribution / 表記
- Source: ColBase: Integrated Collections Database of the National Institutes for Cultural Heritage, Japan
Catalog note / 解説
文化財指定: 重要文化財 寸法: 縦55.1cm:横297.5cm 員数: 1巻 所蔵: 京都国立博物館 Kyoto National Museum 古来中国の名勝として知られた洞庭湖と赤壁を一望のもとに収め、金碧青緑山水の画法によって描いている。俯瞰的にとらえられた山水景の中に、多くの楼閣や家屋、人物などが見える。款記から、池大雅(1723~76)が49歳の時に制作したことが明らかな、晩年の代表的作品である。 本作には多くの題跋が備わり、制作当時から文人たちにもてはやされていた様子がうかがえる。まず、題箋を記したのは書家・篆刻家として知られる韓天寿で、「唐人之法」には本格的な唐時代風の青緑山水であることへの称賛の意が込められている。次に、漢学者宮崎筠圃による「乾坤日夜浮」(杜甫「登岳陽楼」)の題は、岳陽楼より望む雄大な洞庭湖の眺望を想起させる。さらに、跋文は漢学者・漢詩人の細合半斎と、漢学者頼春水の2名が記す。半斎の跋文から、本作が大坂の漢詩結社混沌社の一員で商人だった西村孟清の依頼により制作されたこと、制作に際して大雅が楊爾曾編『新鐫海内奇観』(万暦37年[1609]刊)を参照していたことなどがわかる。大雅の自賛も、同書からの引用である。春水の跋文は、かつて自身が体験した諸国の景勝を本作に重ね合わせ、画中に思いを馳せて遊ぶこと(臥遊)を可能にする作品として称える。 一方、大雅の友人だった桑山玉洲の画論書『絵事鄙言』には、本作の「湖面ノ水紋」に大いに新味があり優れていること、そしてその表現には、大雅が何度も琵琶湖へ出かけてたゆたう水の様子を観察した成果が生かされているこ…
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