Ukiyo-e Educational Catalog · Record 127108

Isemonogatari Torinokozu

伊勢物語 鳥の子図

Artist / 作者
Iwasa Matabei岩佐又兵衛
Date / 年代
1603-1868
Medium / 技法
浮世絵 / Ukiyo-e / Edo / colbase
Digital record / 画像記録
1231 × 3000 px
Source collection / 所蔵元
ColBase
Published by / 公開者
小春ユイ
Rights / 権利
ColBase Terms of Use
Attribution / 表記
Source: ColBase: Integrated Collections Database of the National Institutes for Cultural Heritage, Japan

Catalog note / 解説

文化財指定: 重要美術品 材質: 紙本着色 寸法: 134.0×54.2 員数: 1幅 所蔵: 東京国立博物館 又兵衛が福井在住時代に描いた6曲1双の押絵貼屏風(金谷(かなや)屏風)の右隻第6扇にあたります。女房が1人渓流に身をのり出し水面に数を書く光景が描かれ、『伊勢物語』第50段「鳥の子」の、女が男に恨みの和歌を返す情景を描いたものと考えられています。 柳の木の下、川の流れに身を乗り出した女性が、水面に筆で何かを書こうとしています。なんとも不思議な光景ですが、これは『伊勢物語』第50段「鳥の子」の一場面です。ある男女が、あり得ない状況にたとえながら、互いの浮気への恨み言を和歌でやりとりします。男性が「卵(鳥の子)を100個重ねられたとしても、愛していない人を愛おしく思うことは出来ない」と詠んだ歌に対し、女性が「流れ行く水に数を書こうとする行為よりもさらにはかないのは、自分を愛してくれない人を想うことである」と返した歌の内容を絵にしています。色調を抑えた、ほぼモノトーンの背景に、人物のみがしっかりと着色されています。 この作品は、もともと6曲1双の屏風に貼られた、12枚の絵のうちの1枚でした。作者は岩佐又兵衛。福井の豪商・金屋家に伝わったとされることから、「金谷(屋)屏風」と呼ばれました。中国や日本の物語や故事を取りまぜた全12図のうち、現在所在不明の2図をのぞき、このように掛軸に仕立て直されています。 「鳥の子」の女性の姿は、さまざまな絵画に描かれていますが、この作品のように柳が描き込まれた作品は他にありません。柳は、京都の宇治橋を象徴するモチーフ。宇治橋といえば、そ…

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