Ukiyo-e Educational Catalog · Record 131431

Higaneyamachouboufujisanzu

日金山眺望富士山図

Artist / 作者
So Shiseki宋紫石
Date / 年代
1603-1868
Medium / 技法
浮世絵 / Ukiyo-e / Edo / colbase
Digital record / 画像記録
3000 × 1226 px
Source collection / 所蔵元
ColBase
Published by / 公開者
水野ナギ
Rights / 権利
ColBase Terms of Use
Attribution / 表記
Source: ColBase: Integrated Collections Database of the National Institutes for Cultural Heritage, Japan

Catalog note / 解説

材質: 絹本着色 寸法: 46.3×109.6 員数: 1幅 所蔵: 東京国立博物館 富士山をはじめとした山々が描かれています。まるで窓から風景を見ているかのような横長の画面です。この広々とした景色は、パノラマ画面でなくてはおさまらなかったでしょう。 これは、静岡県にある日金山(ひがねさん)、またの名を十国峠(じっこくとうげ)から富士山を望んだ風景です。十国峠とは、その名のとおり10の国を見渡せるとされたほど、見晴らしのよい場所でした。画面右上に富士山が見えます。富士山をはさむように、右の手前には二子山(ふたごやま)、左手に愛鷹山(あしたかやま)があり、さらに右下には日金山から続く箱根の緑の山並み。左手に広がるのは駿河湾と、現代の地図と照らし合わせても正確な位置関係で描かれています。 作者の宋紫石(そう しせき)は当時の新しい中国文化に憧れた画家の一人で、中国風の画名からも、その影響がみてとれます。江戸時代中期に来日した中国人画家沈南蘋(しん なんぴん)の影響を受けた、南蘋派(なんぴんは)の画家です。スケッチふうの細かいタッチを用いて、中国から伝えられた、洋風味をおびた写生的なスタイルで描かれた富士山です。 左端の大瀬崎から駿河湾を経て愛鷹山@あしたかやま@、富士山とその中腹に宝永山@ほうえいざん@、右に二子山@ふたごやま@。日金山(十国峠)から箱根越しに展望する景を立体的に表わしています。自然な奥行きがすばらしいです。宋紫石は、長崎から入った南蘋@なんぴん@派の新画風を江戸に広めた重要な画家です。

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