Ukiyo-e Educational Catalog · Record 135442

Sagoromomonogatariemaki

狭衣物語絵巻

Artist / 作者
不明
Date / 年代
1603-1868
Medium / 技法
浮世絵 / Ukiyo-e / Edo / colbase
Digital record / 画像記録
3000 × 930 px
Source collection / 所蔵元
ColBase
Published by / 公開者
水野ナギ
Rights / 権利
ColBase Terms of Use
Attribution / 表記
Source: ColBase: Integrated Collections Database of the National Institutes for Cultural Heritage, Japan

Catalog note / 解説

材質: 紙本着色 寸法: 32.1×1288.9 員数: 1巻 所蔵: 東京国立博物館 狭衣中将という才色兼備の貴公子と、幼い頃よりともに育てられた従妹・源氏宮の悲恋を描く物語を絵画化したもの。本作は鎌倉時代に制作された絵巻に場面が一致する貴重な作例。丁寧な描写や彩色、書風などから、その制作は室町時代にさかのぼる可能性がある。 狭衣物語(さごろもものがたり)は、平安時代(11世紀)に成立した物語で、かつては源氏物語(げんじものがたり)と並び称されました。狭衣中将(さごろものちゅうじょう)という才色兼備の貴公子の恋愛遍歴を主に描いています。東京国立博物館には、鎌倉時代(14世紀)につくられ、のちに徳川将軍家が所有していた同絵巻の断簡も収蔵されています。 この絵巻は物語の冒頭部分で、従妹の源氏宮(げんじのみや)との悲恋を描いたものです。源氏宮が皇太子の妃に望まれていると聞き、狭衣は焦る気持ちで彼女の住まいを訪ねます。伊勢物語(いせものがたり)の絵を見ていた源氏宮の手を取り、恋心を伝えますが、恋は実りませんでした。傷心の狭衣は、その後、道中たまたま助けた女性、飛鳥井姫君(あすかいのひめぎみ)と結ばれます。 絵の中の建物のつくりや調度品には、平安貴族たちの暮らしぶりが再現されています。たとえば、先ほどの源氏宮邸で恋心を伝える場面。丸い柱は平安時代の貴族の邸宅である寝殿造(しんでんづくり)の特徴の一つです。また、障子(しょうじ)には桜が、やまと絵の技法で描かれています。日本の風景を描いたやまと絵は、貴族の邸宅の調度として平安時代以降好まれました。こうした平安王朝文化に憧れ、懐かしむ…

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