Ukiyo-e Educational Catalog · Record 21201

Artwork 21201

東都名所・亀戸天満宮境内雪

Artist / 作者
Utagawa Hiroshige歌川広重
Date / 年代
1603-1868
Medium / 技法
浮世絵 / Ukiyo-e / Edo / colbase
Digital record / 画像記録
3000 × 1921 px
Source collection / 所蔵元
ColBase
Published by / 公開者
水野ナギ
Rights / 権利
ColBase Terms of Use
Attribution / 表記
Source: ColBase: Integrated Collections Database of the National Institutes for Cultural Heritage, Japan

Catalog note / 解説

材質: 横大判 錦絵 員数: 1枚 所蔵: 東京国立博物館 歌川広重は江戸名所を描いた作品を多く制作し、「東都名所」と題した作品も数シリーズ知られている。本図は佐野屋喜兵衛から出版されたもので、人気が高く、同じ版を用いて再シリーズ化がなされた。亀戸天満宮の静かな雪景色がぼかしを効果的に用いて描き出されている。 静かな雪の景色です。ここは東京都江東区にある亀戸天満宮、手前の御手洗の池には太鼓橋がかかり、奥には回廊や藤棚が描かれています。亀戸天満宮は藤や梅の名所としても知られた江戸有数の行楽地。いつもなら参詣客でにぎわっているところですが、さすがにこの雪では人影もまばらです。作者の歌川広重は、江戸名所などの風景画で知られています。佐野屋喜兵衛という版元から出版されたこの「東都名所」シリーズは、その代表作のひとつです。しんしんと降り積もる雪に、通行人の雪を踏む足音さえも吸い込まれてしまいそうです。池の青、空のグレー、雪の白と、冷たい色合いの中に、建物や橋、そして紅梅の赤が鮮やかに映えています。空や池の色に濃淡のグラデーションをつけるぼかし表現など、版画の技術を知り尽くした広重がその効果を存分に利用しているようです。

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