Ukiyo-e Educational Catalog · Record 38967
Artwork 38967
猫のすゞみ
- Artist / 作者
- Utagawa Kuniyoshi歌川国芳
- Date / 年代
- 1603-1868
- Medium / 技法
- 浮世絵 / Ukiyo-e / Edo / colbase
- Digital record / 画像記録
- 3000 × 2246 px
- Source collection / 所蔵元
- ColBase
- Published by / 公開者
- 朱雀ハル
- Rights / 権利
- ColBase Terms of Use
- Attribution / 表記
- Source: ColBase: Integrated Collections Database of the National Institutes for Cultural Heritage, Japan
Catalog note / 解説
材質: 団扇絵判 錦絵 寸法: 縦21.5 横28.9 員数: 1枚 所蔵: 東京国立博物館 舟を迎える芸者猫の着物には好物のあわびやうなぎ、船頭猫にはこれも好物の蛸が染められ、腰に「又たび」の文字の手拭い、客の猫では、猫に小判。さらに、タイトル「猫のすゞみ」は鰹節で囲まれています。猫好きの国芳が両国橋を背景に描いたユーモアあふれる団扇の絵です。 人間のように着物を着た猫が、桟橋に舟を寄せようとしています。出迎えているのも、猫。なんだか不思議な絵ですね。 作者の歌川国芳は、大の猫好きで、擬人化した猫を描いた作品がたくさんあります。この絵の中には、猫にちなんだモチーフが散りばめられていますので、探してみてください。 まず、中央のタイトル「猫のすゞみ」は、縄で束ねられた鰹節で囲まれています。夕涼みの人びとで鈴なりの両国橋をバックに、芸者猫が舟を迎えに出てきました。着物には、猫の好物のあわびやうなぎのもようが見えます。舟をあやつる船頭猫は、腰に「又たび」と染められた手ぬぐいをはさみ、これも猫の好物とされる蛸のもようの浴衣を着ています。舟の中にある提灯にも「又」の文字が見えますから、この船宿は「又たび」という屋号なのかもしれません。一番左、芸者猫に迎えられ、舟から降りようとしている客の猫の浴衣には、うっすらと小判のもようが散らされています。美しい芸者猫と過ごす時間も、猫に小判、ということでしょうか。 国芳の、猫に対する愛情とユーモアがあふれんばかりの一枚です。 猫好きの国芳が、両国橋を背景に描いたユーモアあふれる団扇の絵です。舟を迎える芸者猫の着物には好物のあわびやうなぎ、船頭…
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