Ukiyo-e Educational Catalog · Record 51576
Artwork 51576
冨嶽三十六景・武州玉川
- Artist / 作者
- Katsushika Hokusai葛飾北斎
- Date / 年代
- 1603-1868
- Medium / 技法
- 浮世絵 / Ukiyo-e / Edo / colbase
- Digital record / 画像記録
- 3000 × 2008 px
- Source collection / 所蔵元
- ColBase
- Published by / 公開者
- 森川ミドリ
- Rights / 権利
- ColBase Terms of Use
- Attribution / 表記
- Source: ColBase: Integrated Collections Database of the National Institutes for Cultural Heritage, Japan
Catalog note / 解説
材質: 横大判 錦絵 寸法: 縦25.2 横37.6 員数: 1枚 所蔵: 東京国立博物館 これは、江戸時代の後半に、浮世絵師の葛飾北斎が描いた多色摺りの木版画です。富士山をテーマとした46枚シリーズの一枚です。タイトルは「冨嶽三十六景」なのに46枚あるのは、人気が高く当初の予定から10枚増えたためです。 ここは玉川、現在の多摩川のほとりです。たっぷりと水をたたえた流れを、一艘の舟が渡っています。手前の岸には、馬の背に荷物をのせて引く人物が一人。あとはただ広々とした水辺の風景です。向こう岸の地面と、さらに遠景の富士山との間は、霞のように空間が大胆に省略されています。 水面に注目してみましょう。川幅の中に白から濃い青色までのグラデーションが凝縮され、水の流れの清らかさ、豊かさを感じさせます。よく見ると、水面に立った細かな波は、水の流れの白い部分にも、凹凸の空摺りであらわされています。 この作品をはじめ、「冨嶽三十六景」シリーズの最初の頃には、「ベロ」と呼ばれた青い顔料「ベルリン・ブルー」が多く使われています。この時代にヨーロッパから日本に入ってきたもので、北斎の新しいものへの関心の高さが見てとれます。
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