Ukiyo-e Educational Catalog · Record 55075
Daidokorobijin
台所美人
- Artist / 作者
- Kitagawa Utamaro喜多川歌麿
- Date / 年代
- 1603-1868
- Medium / 技法
- 浮世絵 / Ukiyo-e / Edo / colbase
- Digital record / 画像記録
- 2542 × 3000 px
- Source collection / 所蔵元
- ColBase
- Published by / 公開者
- 森川ミドリ
- Rights / 権利
- ColBase Terms of Use
- Attribution / 表記
- Source: ColBase: Integrated Collections Database of the National Institutes for Cultural Heritage, Japan
Catalog note / 解説
材質: 大判 錦絵 2枚続 員数: 1枚 所蔵: 東京国立博物館 喜多川歌麿は、女性の単身像をよく描いたが、本図は、一般女性の日常を描いた群像作品。日常の一瞬に女性の様々な美しさを見出している。鉄の茶釜や竃(かまど)には、色を変えて雲母(きら)を用い、金属の質感を出し、鋲(びょう)は空摺(からずり)で立体的に表現されたている。摺りに贅(ぜい)が凝(こ)らされている。 江戸時代の絵師、喜多川歌麿による浮世絵版画です。歌麿は、主に遊女を描いた女性の単身像で知られていますが、これはちょっと珍しい一般の女性の群像です。 4人の女性の中央に、台所の竃(かまど)があります。右下の女性は火吹竹を吹いています。そこから舞い上がる煙に眉をしかめているのは、湯呑を持って釜に近づいた女性。思わず首をすくめて煙をよけているようです。左側には、茄子の皮をむく女性と、背中に子を背負い、お椀を拭く女性。日常の一瞬を切り取ったシーンです。歌麿は、一心不乱に家事に勤しむ女性の姿に美を見出したのでしょうか。 なにげない日常の一場面でありながら、摺りの技術はたいへん凝っています。鉄の茶釜や竃には、色を変えて雲母(きら)を用い、金属の質感を出し、鋲の部分は空摺で立体的に見せるというようにです。描かれているモチーフのカジュアルさに対して、とても贅沢に作られた一枚です。
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