Ukiyo-e Educational Catalog · Record 55193

Artwork 55193

山姥と金太郎・栗枝持

Artist / 作者
Kitagawa Utamaro喜多川歌麿
Date / 年代
1603-1868
Medium / 技法
浮世絵 / Ukiyo-e / Edo / colbase
Digital record / 画像記録
1376 × 3000 px
Source collection / 所蔵元
ColBase
Published by / 公開者
青木ソラ
Rights / 権利
ColBase Terms of Use
Attribution / 表記
Source: ColBase: Integrated Collections Database of the National Institutes for Cultural Heritage, Japan

Catalog note / 解説

材質: 長大判 錦絵 寸法: 縦52.0 横23.9 員数: 1枚 所蔵: 東京国立博物館 喜多川歌麿は、金太郎とその母親である山姥を組み合わせた絵を多く描いていますが、本図はその中で唯一の長大判作品。山姥は鬼女とされ、本図でも木の葉を纏った姿を想像させるように着物が描かれています。歌麿の描く山姥は、皆色気のある美しい女性の姿で描かれています。 喜多川歌麿(きたがわうたまろ)の描いた浮世絵版画です。甘えている様子の子どもは昔話の金太郎、抱きつかれているのはお母さんの山姥(やまんば)です。お母さんは、栗の枝を持ち、子どもに優しく語りかけるようにかがみこんでいます。その結われていない伸びた髪、そして木の葉を綴ったぼろぼろの衣を思わせるもようの着物が、この女性が山姥であることを示しています。しかし母親は、山姥と聞いて私たちが思いうかべる恐ろしい鬼婆ではなく、若く美しい女性として描かれています。 歌麿は晩年、山姥と金太郎を数多く描いています。一般的な母と子の情愛を山姥と金太郎に託したのでしょうか。それとも幕府の禁令によってたびたび画題に制限を受けていたため、取り締まりを受けずに女性像を描くことができる落としどころとして生まれた主題がこれだったのでしょうか。はっきりとした理由はわかっていません。

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