Ukiyo-e Educational Catalog · Record 67153

Mitateisemonogatari(yatsuhashi)

見立伊勢物語(八つ橋)

Artist / 作者
Suzuki Harunobu鈴木春信
Date / 年代
1603-1868
Medium / 技法
浮世絵 / Ukiyo-e / Edo / colbase
Digital record / 画像記録
2181 × 3000 px
Source collection / 所蔵元
ColBase
Published by / 公開者
朝倉レン
Rights / 権利
ColBase Terms of Use
Attribution / 表記
Source: ColBase: Integrated Collections Database of the National Institutes for Cultural Heritage, Japan

Catalog note / 解説

材質: 中判 錦絵 寸法: 27.5×20.2cm 員数: 1枚 所蔵: 東京国立博物館 旅姿の若い男女が、川の流れにかかる橋のそばにいます。旅姿、さまざまな向きにかかる橋、そしてかきつばたの花によって、この絵が『伊勢物語』第9段「八橋」の見立てであることが分かります。物語では、失意の中、京の都から東国に旅する男が、三河国八橋(みかわのくにやつはし)というところにさしかかります。ここは川の流れが八つに分かれていて、それぞれに橋がかかっているので八橋と呼ばれていました。そこに咲く花「かきつばた」の5文字を頭において男が旅の心境を詠んだのが「からころも きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる たびをしぞおもふ」という和歌です。もともとは、遠い都と妻を悲しく思うという内容ですが、ここでは当世風の仲の良い男女の旅姿で八橋を表しています。歩き疲れ、草鞋(ぞうり)の紐を結びなおしている人物は、歌の後半部分「はるばる来ぬる旅をしぞ思ふ」に重なるようです。鈴木春信がこの作品を描いた当時、実際の八橋はすでにありませんでしたが、歌に詠まれたことで広く親しまれ、人気のあるモチーフでした。

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